外食・中食での注意点を知りましょう
消費者庁が、食物アレルギー患者が「外食」「中食*」を利用しやすい環境を整備するため、外食・中食に特化した食物アレルギー表示の注意点をまとめたパンフレットを3月に公表しました。患者さんやご家族向けのパンフレットと事業者向けパンフレットが作成されています。外食・中食ではアレルギーに関する情報提供が義務付けられていません。また中食には予め包装容器に原材料等表示されていないものも含まれますので、ご利用の際の注意点を参考にされてはいかがでしょうか。
*「中食(なかしょく)」とは、外食と内食の中間地点にあたる食事を指します。(「外食」…食堂やレストラン等に出かけて食事をすること。「内食」…家で素材から調理したものを食べること。)総菜や弁当などを買って帰り、家で食べること、あるいはその食品のことをいいます。
中食のタイプとしては、
①スーパー、コンビニ、デバ地下などで売られている弁当・調理済み食品・惣菜などの「テイクアウト」
②宅配のピザ・中華・寿司などの「デリバリー」
③自宅や特定の場所で調理をしてもらう「ケータリング」の3つがあります。
「外食・中食を利用するときに気をつけること(令和5年3月)」(A5判)|消費者庁
「食物アレルギーのお客様との会話で困った経験ありませんか(令和5年3月)」(A5判) |消費者庁
詳しくは消費者庁のサイトをご参照ください。